たますけ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のたますけのレビュー・感想・評価

4.0
第一次世界大戦時から21世紀に至るまでのニューオリンズを舞台に、80代で生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれる。

惹きこまれました。
ファンタジーなのにこんなにリアルな感情が伝わってくるなんて…。ベンジャミンが幼少期を過ごす老人ホームには色んな人がいて人生の格言がいっぱい詰まってる。
人間は一人で生まれ、それぞれの人生を生き、そして一人で死んでいく。でもその中で誰かに出会うことは奇跡であり、またその出会いがその人を人生を造っていくのだと。

「もしも彼女の靴紐が切れなかったら」
「もしも彼が寝坊しなかったら」
「もしも彼女がカフェに寄らなかったら」

この偶然という奇跡がなかったら、あの二人の人生が再び重なることはなかったかもしれない。
人生に当たり前なんてないんだって気付かされる映画だった。
(ファンタジーなのに)
2人で見ていたあの朝焼けの海がとても綺麗でした。

所々に出てくる雷に7回打たれたおじいさん、良い味を出していましたよね。絶妙なエッセンスになってたかも。