このレビューはネタバレを含みます
日本の映画広告ってほんとよくないなあ。別に感動作ではないし人生のすばらしさを説いてるわけでもなさそう。やっぱインドだなあ。顔面ブラッド・ピットで遺産がたんまりあるのは都合よすぎるが、酸いも甘いも詰まってて共感できる「普通」の人生が詰まってた。ベンジャミンがバカンス中に育ての親が死んでるのも、娘が席をちょうど外したタイミングでデイジーが逝くのも、人生だいたいこんなもんだよな...ってかんじでよかった。夫は普通の赤ん坊がうまれてくるか、自分の姿で父親が務まるか不安でいっぱいなのに、妻の強い希望で産んだら亀裂が生じるのは必然。命も愛も栄光も絶望も必ず終わりがくる。