セカイの全力肯定。単純にこんなつまんないセカイには篭っていたくない。欠点として、ヒロインが魅力的じゃないのは大きい。こういう清楚系少女ヒロインで、こんな主体性の弱いキャラクターを出すのは（この当時ですら）時代錯誤だし安易。こういうキャラクターを出すと途端に自分の頭の中だけで人形遊びしてる感が出てしまう。監督は“何でも言う事聞いてくれそう感“が好きなんでしょうか…。
魅力のあるキャラクターっていうのは、作者の思い通りに動いてるように見えないキャラクターだと改めて確信させられた。特に女性キャラは「他者」である事こそ魅力だと思う。
