雲のむこう、約束の場所の作品情報・感想・評価

「雲のむこう、約束の場所」に投稿された感想・評価

君の名は。は個人的に好きだった(たぶんそこら辺の流行ってたから観た!みたいなやつよりから良さを理解してるつもり)けど、他の作品がイマイチ好きになれなかった。秒速とか言の葉の庭とか、その他。

しかしその中で、一応最後に観た新海映画がこの映画がたしかこの映画だったのかな、でも想像より素晴らしくて、結構驚きました。

映像表現が素晴らしいからそれだけでも観る価値あり。
キャラクターのその後や、キャラクターの取った行動を思うと、なんだな感慨深い気持ちになる。
君の名は。的なエンタメ映画とは方向性は違うように見えたけど、印象深い映画で凄く素敵な映画だなぁと思いました。なんていうか嫌味がない。

結構前に観て、すこしうる覚えなのでまたいつか見直しておきたいです。

そして新海さんの本当の力が見えるのは次回作だと思ってます。
めっちゃ好きな人!って感じではないけど、期待して待とう。
新海誠渾身の一作。
ノスタルジックな情景の数々に思わず息を飲む。冬の空気感とかこちらまで伝わってくるようだった。光の使い方がべらぼうに巧い。第1幕のラストのフレアとか失禁レベルだ。

「もしかしてハッピーな作品なのかな?」と思っていたら、実はラストのその後をアバンに持って来るという罠を仕掛けていた。やっぱり新海誠だ。
とはいえ本作に限った話では無いけれど、新海作品をひとまとめにバッドエンドと言い捨てる輩どもは、どれだけ歪んだ感性をしてるのだろうか。気が知れない。
hayato

hayatoの感想・評価

2.9
【彼女の夢から世界が滅ぶ。】

★名台詞

藤沢『約束の場所をなくした世界で、それでもぼくたちは、生き続けていく。』

約束の思い出の場所を無くしたとしても、救うためにやったこと。

《ストーリー》○
《演技》△
《音楽》△
《展開》○
《笑い》×
《感動》△
《泣》△
《ハラハラ度》×

★感想

ユニオンの塔から、こんな壮大なストーリーになっているんだから、意外に面白かった。
途中エヴァみたいな状況になって、良く内容が分からなかったんだが、こうも三年でこんなに変わるんだなって思う。

絵のタッチが最初の頃だからか、安っぽく、映画というよりアニメを地上派で鑑賞している感じだった。

何という三角関係。

愛する人を救うのか。世界を救うのか。
結構究極な選択だけども、自分だったら愛する人だな。
新海誠初期の作品。SF、セカイ系要素が強め。

もちろんノスタルジックな描写は健全で、「ここに行きたい、この景色を自分の目で見てみたい」と思わせられるシーンがいくつもあった(海に沈んだ廃駅とか)。

「時をかける少女」や「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見た時も思ったけど、放課後の描写がいいとそれだけで引き込まれる。

設定やストーリー構成など、その後の新海作品にかなり引き継がれてるので原点を知る意味でも良かった。他の作品と比べると全体的にはちょっと退屈かもしれないけどおすすめです。
並行世界の日本が北海道から分断されてユニオンに加盟されていて謎の長い塔と日本側の中学生二人の男の子と女の子のお話

「それにしてもさぁバカみたいに一途だよな、お前って」
Emma

Emmaの感想・評価

2.7
うーん、設定がとてもややこしくて難解でした。平行世界とか、予知夢とか、なんだ?!なんなんだ?!って途中で頭にクエスチョンマークが笑

ただ、君の名はとか秒速とかに非常に近しい、というかほぼ同じ表現や似た台詞もたくさんあって、深海監督がこの頃からいかに君の名はのような作品を作りたがっていたのかとてもよく分かる作品でした。

だからこそ、今度はさらに君の名はを超えるような作品を作ってもらいたいなあとも思うんですけどね(﹡ˆ︶ˆ﹡)!!深海監督の進化をとても感じる作品でした。


本作は、イラストのタッチもちょっと粗くて、とくに主人公たちのほっぺに小学生が描くみたいな線が3本くらいほぼ常に書かれてるのが地味につぼってしまった笑。。

風景描写とか伝えたいことには相変わらず美しさを感じるのですが、まだ模索していた感じというか、原石のような感じがこの作品には漂っています。未完という言葉が似合うような。

それにしても深海監督は本当にロマンチストですよね。男の人が夢見る女の人像が詰め込まれてる笑。

ナレーションでやたら感傷的に想いを説明していくあたりも、ポエマーか!ってツッコミたくなった笑

このスタイルは今も健在なのですが、スマッシュヒットした君の名はや、秒速〜と違うのは、「絵」が追いついてないからなのか、その感傷感がやや独りよがりなものに感じられてしまうところでしょうか。

私の心が冷たいのかもしれませんが、すこし冷めてしまいました。。笑

ただこの作品の時からすでに、空や風や水面のきらめき、水のしたたる感じなど美しい表現は各所に散りばめられていて、映像としては深海DNAが確実に存在していました。

「君の名は。」の
前身て感じですね。

要素が沢山
詰め込まれてました。

切なさ満点なんですけど、
どうにもこうにも
サユリに感情移入できず...
いち

いちの感想・評価

2.5
これストーリーが難しい(笑)

でもそれもあって、君の名は。の布石になりそうなものがたくさんあってここから生まれるんだなぁと思うとすごい。

そしてさすが絵が綺麗。

吉岡秀隆さんの声は落ち着く。それのせいかストーリーのせいかはわからないけど、そのためにストーリーがぐっと深くなってる気がする。
突然難しい
フィクションだよ、、ね、、、?
これはアニメでないと物語化できないだろうなぁと。

ところどころ君の名は。だし
エヴァンゲリオン、、、?

絵はいつもながらきれい
zak

zakの感想・評価

2.8
『君の名は。』でおなじみの新海誠監督初の長編アニメーション作品。

荒削りと言うか、監督本人も言ってましたが、初期衝動をそのままぶつけたような作品でしたね。

『君の名は。』で開花したアイデアが散りばめられているので、随所に観たことあるようなシーンが出てきて、軽くデジャヴ状態になりました。(笑)

大筋はラブストーリーが根底にある内容なんですが、そこにSF的な要素を盛り込んだことで、非常に分かりづらくなっている感は否めないです。
この設定が正直謎すぎでした...(ただ単に難しいし。庵野監督の影響かな?)

あと人物があまり魅力的じゃないのが惜しかったですね。
しかし十年以上前の作品ということを考慮すると、悪くないと思える箇所もチラホラ。

この映画を元に、最大公約数の人に受け入れられるスタイルへとマイナーチェンジした『君の名は。』に発展したと考えると、感慨深いものはありました。

ただこの映画に出てきた〝平行宇宙〟という概念同様、映画を観ながら平行して眠くなったのでありました...(笑)
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