bさんの映画レビュー・感想・評価

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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これとブルーベルベットはいつか大画面で見てみたい
奇妙で不気味な悪夢だけどどこか心地が良い
赤ちゃんのクオリティがバリ高い「本物」にしか見えない
後半の10分くらい強烈な眠気に襲われた

素晴らしき映画野郎たち(1999年製作の映画)

3.9

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『COVEN』という37分の映画に3年を費やす

とりあえずちゃんと完成出来て良かった
ノースウェスタンは完成せずだが
かなりダメ寄りの人達なのは間違いないけど、少なからずや誰しも持ってるルーズな部分
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クラッシュ(1996年製作の映画)

3.4

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作品としてはあんまピント来なかったけど、交通事故へのフェティッシュな感覚をこちらへなんとなく理解させるのは凄い

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カメラワークや音楽が技巧的で時系列シャッフルまでも使う、しかし嫌味にならないエンタメ作品
ラストのテニスシーンはアニメのピンポンを想起させるカメラワークの縦横無尽さ
全体的にアングルが面白くて良かった
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リオ・ブラボー(1959年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

閉鎖空間、限定された状況環境だと映画は盛り上がりがち
後半は面白いけど、正直長い

悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.7

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オチはまぁそうかって感じではあるけど、カラコンみたいなのつけて手が込んだ演出する犯人は良かった
最後のシーンは蛇足かな

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.0

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コーダより面白かった。「感動作」なんだろうけど結構エンタメとして良く出来ている。
日本の日本手話とはいえ、手話は多言語であり多文化に触れていく快感がある。
言語はカルチャーを形作る。
ヒップホップが分
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ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.4

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無国籍風の画作りが上手く、赤い(青い)キャンピングカーなど色使いが印象的
低予算映画なのかと思ったが割としっかりとした画作りで、やけに映画的なショットが多くてかっこいい
凡庸な映画ならただの田園風景に
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

3.2

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王騎と龐煖のやり合いのアクションは良かったかな
それ以外は特に見所は無かった
少年漫画のスポーツ漫画のノリで部活感覚で戦争してるからあんまり話に乗れない
吉川晃司と大沢たかおは勿論、佐久間由衣も良かっ
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

3.1

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モゴモゴ喋ってたかと思ったらいきなり銃声「バァァァン!!!」みたいな日本の伝統芸能は健在

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.0

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何度も懲りずに脱走する様に段々笑えてくるし元気が出てくる
ルークはワイリー・コヨーテ的とすら感じる
気楽な抵抗、気楽に権力に唾を吐くそれくらいで良いのかも知れない

脱獄広島殺人囚はこれのパクリかも知
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.5

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色々だいぶアッサリしてたなぁ
銃撃戦は魅力を感じず、バスの暗い影の人は怖かった
踏み絵みたいな映画だ「これを褒めろ」と言われても自分は褒められない

時の支配者(1982年製作の映画)

3.2

ファンタスティックプラネットの監督作品、元はSF小説らしい
メカや生物?や背景のデザインがオシャレ
メビウスは脚本だけでなくデザインにも参加してるらしいが、バンド・デシネ感溢れるビジュアルは良かった
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.7

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リアルSFというより、「すこしふしぎ」な設定でツッコミどころは多いが、寓話として見るのが丁度よいのかも
様々なファクターで見れる設定
エコ思想としてのダウンサイジングは、環境保護の為に自己犠牲的にやっ
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サユリ(2024年製作の映画)

2.6

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サユリが関係無い家族に八つ当たりするのは良くないけど、怨霊になるのは気持ちは分かるのでサユリを倒す展開に全くカタルシスを感じない
サユリが家族に復讐して多少の溜飲は下がるが、事前宣伝の幽霊をボコボコに
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

4.0

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アン・フランシスが美し過ぎる
美し過ぎて宇宙人かと思った
ロボットのロビーがかわいい
70年近く前と考えると中々特撮が凄い
美術は流石
禁断の惑星、「禁断」の果実的なこと?
料理人が酒頼んで出してもら
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラーの中ではかなり金かかってる、ただ予算感があると怖さは出にくいというか地味な絵面の方が合ってるのはある
怖さ以外の面白さがあるからアリ

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

別れとか思い出っていうテーマより動物に相手にされずロボットとばかり関係を築くドッグが気になってしまった…
ロボットとドッグが金銭が発生する関係なのもノイズだし、一部の動物を除いてロボットの扱いが雑なの
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スケルトン・キー(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤のワクワク感とオチのゾワゾワ感がサイコー
ただ中盤以降若干ダレる
ゲット・アウトがこれの反転させたような設定にしてるのはなるほど意図は分かる

サブスタンス(2024年製作の映画)

4.1

雰囲気的にA24的なお上品でおしゃれな映画かと思ったら、後半で80年代ボディホラーへの愛が爆発する案外ボンクラテイストで血まみれスプラッターな一品
それもクローネンバーグというよりブライアン・ユズナ(
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

無機物と有機物が一体になる感じは生物都市とか鉄男を想起するが、あちらと違ってこちらは観念的な話になってる
テーマとしてメディアとSMがどう結びつくのかと思ったら、割と単純な暴力性の発露としての銃とそれ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.1

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まるでファンタジーな美しい日本、出てくる女性も皆美しい
岡田茉莉子さんが特に素敵
人々が気品に満ち溢れてる
最初の煙突、煙突が何本か並んでるとおばけ煙突を思い出す
道路の壁に切腹のポスターが貼ってある
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人情紙風船(1937年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

貧乏長屋
昔言葉と台詞が聞き取りにくいせいで大分理解度は低いと思う

蛇の道(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まぁオリジナルの方が画面に禍々しさがあっていいわな
画質もそうだけどフランスだと大分画面が綺麗になってる
やっぱり謎数学教室とかコメットさんが無いと