MiYA

リオの男のMiYAのレビュー・感想・評価

リオの男(1964年製作の映画)
3.4
口も動けば体も動くジャン・ポール・ベルモンドは、山田康雄軽妙な吹替のおかげでルパン三世そのものです。ルパン三世のモデルがジャン・ポール・ベルモンドらしいのですが、それも納得。

盗難された貴重品の行方を追うというストーリーラインにはなってますが、お転婆な恋人(カトリーヌ・ドヌーヴに姉で25歳で夭逝したフランソワーズ・ドルレアック)がトラブルメーカーとなって引っ掻きまわし、ジャン・ポール・ベルモンドの行動は行き当たりばったりの迷惑行為ばかり。ええ!?と驚くような呆れるようなシーンが続き、まともな感覚ではついて行けないです。楽しいと言えば楽しいのですが…。

で、ジャン・ポール・ベルモンドといえばスタントなしのアクションですが、セスナを操縦しながら曲芸する(?)するシーンは凄かったですね(こういうところがルパンっぽい)。

BS日テレにて。
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