口も動けば体も動くジャン・ポール・ベルモンドは、山田康雄軽妙な吹替のおかげでルパン三世そのものです。ルパン三世のモデルがジャン・ポール・ベルモンドらしいのですが、それも納得。
盗難された貴重品の行方を追うというストーリーラインにはなってますが、お転婆な恋人(カトリーヌ・ドヌーヴに姉で25歳で夭逝したフランソワーズ・ドルレアック)がトラブルメーカーとなって引っ掻きまわし、ジャン・ポール・ベルモンドの行動は行き当たりばったりの迷惑行為ばかり。ええ!?と驚くような呆れるようなシーンが続き、まともな感覚ではついて行けないです。楽しいと言えば楽しいのですが…。
で、ジャン・ポール・ベルモンドといえばスタントなしのアクションですが、セスナを操縦しながら曲芸する(?)するシーンは凄かったですね(こういうところがルパンっぽい)。
BS日テレにて。