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実録ブルース・リー/ドラゴンと呼ばれた男のkoockyのレビュー・感想・評価

3.0
ブルース・リーについてはこれまでにも様々な書物やドキュメンタリーなどを通じてある程度のことは把握しているつもりだった。信じられないほど卓越したマーシャルアーツの使い手だった、自意識過剰で勝気な負けず嫌いだった、凄まじい激情の持ち主だった、ストイックで行動的な実践主義派だが哲学的な人でもあった、生まれついてのスターだった、家族を愛する良き父親だった、野心旺盛な自信家かつ努力家だった、武術の新しい道を切り拓いた先駆者、などなど彼を評する文句は枚挙にいとまがない。言えるのは唯一無二で不世出の存在だったということ。
このドキュメンタリーが私の想像を超えるものでなかったのは残念に思うが、それよりも本当の意味で残念なのはブルース・リーを失ったことなのだ。
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