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ピグマリオンのlemmonのレビュー・感想・評価

ピグマリオン(1938年製作の映画)
4.7
人はどう扱われるか、そして相手からどう見られるか、その人の本質を知ることは難しいが故、先に書いた2つでまずはその人の表面上の価値が決まる。

本作では前者をイライザ、後者をヒギンズが代弁してくれるが、そのテーマをロマンティックっな恋愛ドラマに溶け込ませることに成功しており、この物語は本当に一級品です!

イライザの親父がそう、自分自身は何も変わっていないのに、他人が価値あると見出した途端に人生が変わった。置き換えると実生活にもあるあるな話。いつの時代も変わらない、不変なテーマだ。

久々に観たがやっぱり面白かった!


ウェンディヒラーはおばちゃんになってからの後半の数少ない映画作品で強烈な印象が残っている女優だが、この映画では若干26歳。オスカーにもノミネートされたが、独自の道を歩んでいる。なんかかっこいい。この映画では綺麗でかわいいです。
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