ななな

ワールド・トレード・センターのなななのレビュー・感想・評価

3.0
今年20年の節目となった2021年。
あの時のことはよく覚えている。
朝起きたら世界が変わっていた朝だった。
映画は救助に入った港湾警察達のサバイバルと言っていいほど。
救助に入った瞬間に生き埋めとなり、閉ざされた空間で、彼らと彼らの家族の1日を描く。
実際、生き埋めとなった状態なので主人公たち警察官に動きはない。
ひたすら会話と都度入る家族との記憶だけで構成されている。
こう言ってはなんだが、映画としては画的にはとにかく地味である。
しかし、そのキツさはひしひしと伝わってくるし、そして救助される時の安堵感もよく描かれていた。
全てが変わったあの日、救助された2人にホッと胸を撫で下ろした。
ななな

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