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愛と追憶の日々のahddamsのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.2
どこにでも存在する極々普通の日常をテーマにした作品が好き。
たいていは台詞が多く誰もが経験する出来事を「こーいうやり方もアリやなー」って共感・イメージしやすいから。
本作の場合、母娘ってテーマが一番共感できた。

価値観と雰囲気がまるで真逆だけどどこか似通っている母娘。(癇癪持ちなところとか笑)
ほぼ2人で暮らしてきたからか母娘ってだけやなくて腹を割って話せる大親友の深い絆を思わせる。

保守的でclassicalで孫にすら若干当たりが厳しかったShirley MacLaineのお母さんが開放的に変わっていく様が特に見応えあった。
Debra Wingerの娘さんも自分の家族を大切にしながらどこか深いところで母親と繋がっているんやなと感じさせた。

Jack Nicholsonについては”Easy Rider”(1969)から入ったもんだから、本作での役柄を目の当たりにした時は軽い衝撃を喰らった。やらしい表情がどーしても頭に残ってまう(苦笑)
(”Shining”(1980)の存在を後で知った時にようやくおさまった笑)
続編でどーいった変化を与えるのか楽しみである。
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