けーな

バング・ザ・ドラムのけーなのレビュー・感想・評価

バング・ザ・ドラム(1973年製作の映画)
3.4
侍ジャパン、WBCで、見事な完全優勝
〜ということで、野球の映画を。

若き日のロバート・デ・ニーロが出演。今作は、「ミーン・ストリート」と同年で、「ゴッド・ファーザーpart2」の前年に作られた。つまり、芽が出る寸前のデニーロを見ることができる貴重な映画。

ホジキン病(悪性リンパ腫)に冒されたメジャー・リーグのキャッチャーと、同じチームの投手との男の友情ドラマ。デニーロは、そのキャッチャーの役。

野球のシーンは、少ないけれど、デニーロがキャッチーで球を受けるシーンや、ヒットを打って、塁に走るシーンもあって、デニーロが好きで、野球も好きな私にとっては、たまらない映画だった。

しかし、もうちょっと違う作り方は、できなかったかなと思う雰囲気ではあって、感動する話のはずなのに、あまり話に引き込まれず、残念な感じだった。

チームの監督を演じたヴィンセント・ガーディニアは、アカデミー助演男優賞にノミネートされてはいる。

彼らのチームは、ニューヨーク・マンモスズ(New York Mammoths)という架空のメジャーリーグのチーム。ニューヨーク・ヤンキースに酷似のユニフォームだった。

あと一歩な雰囲気ではあったけれど、貴重な映画なので、DVD化して欲しい。今は、廃盤のVHSしかない。
けーな

けーな