けーなさんの映画レビュー・感想・評価

けーな

けーな

ヒューマンドラマが好きです。サスペンスやマフィア映画も好き。悲哀に満ちた男の人生を描いた話や悲恋物に感動する傾向あり。ホラーは苦手。2012年1月から観た映画を記録しています。それ以前に観た映画の中に、好きな映画も色々ありますが、再び見直してからでないと、ここに加えることはしていません。
後から思い直して、評点を変えることがあります。

映画(1222)
ドラマ(0)

酒とバラの日々(1962年製作の映画)

3.8

前半は、ジャック・レモンらしい、明るいラブコメの雰囲気だが、途中から、深刻で、暗い雰囲気に変わるのが、この映画の際立ったところ。後半の、アルコール中毒に陥った夫婦の壮絶な日々は、衝撃的で、驚愕する。>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

3.7

同性愛の作品は、あまり得意ではないのだが、今作では、主人公の苦悩する姿がとても切なく、胸を打つ作品だった。

同性愛が罪だと見なされていた20世紀初頭のイギリスが舞台となっている。ストーリー以外にも、
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深夜の告白(1944年製作の映画)

3.9

ずっと観たいと思っていて、ようやく観ることができた。1944年に作られたフィルム・ノワールの代表作。ビリー・ワイルダー監督の初期の作品。ビリー・ワイルダーは、やっぱり面白いなと痛感した。

保険の営業
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.7

原因不明の停電に襲われた東京を脱出し、実家のある鹿児島に向かう家族の話。

このところ、実社会で、異常気象のためか、災害が多く、ついこの間、台風21号によって、関西に大きな被害が出て、関空が機能不全に
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.4

1910年代初頭に、イギリスで婦人参政権を求めて立ち上がった女性達を、実話を基に描いた物語。

とても重い話だった。現代に生きている者からすると、女性参政権を求めるために、あそこまでのことをしなくても
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.9

第一次世界大戦後のドイツで、戦死した青年の婚約者のもとに、フランス人の友人が現れ、話が進んで行く。

先を予想して当たる部分と、全く予想していなかった展開になる部分とがあり、とても面白かった。しかし、
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.7

公開当時、大ヒットしたことをよく覚えている。アカデミー歌曲賞を受賞した主題歌も大ヒットして、一世を風靡した。私としては、同じ時代の映画で、似た雰囲気を持つ「トップ・ガン」の方が断然好きで、リチャード・>>続きを読む

バグジー(1991年製作の映画)

2.6

砂漠で何もなかったラスベガスを今のような街に生まれ変わる発端を作ったベンジャミン・シーゲルという実在する人物をモデルとした映画。バグジーとは、彼のあだ名だが、害虫という意味で、本人は、こう呼ばれるのを>>続きを読む

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.1

映画「キャバレー」等の監督ボブ・フォッシーの自伝的映画。

病に伏しながらも、酒とタバコを飲んで、鎮痛剤で身体を煽り、現実と幻想が混ざりながらも、ミュージカルと映画の演出を続ける姿には、圧倒されるが
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.0

昨日、山下達郎のコンサートへ行き、この映画の主題歌を生で聴いた余韻が残るまま、今作を観たものだから、ぐっと来た。この主題歌が、この話の前半部分の重要な鍵となっているので、余計にぐっと来る。

時空を超
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別離(2011年製作の映画)

3.6

アカデミー外国語映画賞を受賞した、イランの映画。監督は、「ある過去の行方」「セールスマン」を監督したアスガル・ファルハーディー。

非常に重い話だった。認知症のこととか、離婚だとか、日本でも起こり得る
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クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

3.8

突っ込みどころは、色々あるけれども、面白かった。亡くなった人の記憶を他の人の脳に移植するという話。そんなことは、実際、無理なんじゃないかと思うけれども。

善人の役が多い気がするケヴィン・コスナーが、
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きみがくれた未来(2010年製作の映画)

3.8

どんな内容なのか、全く知らずに観たら、ちょうど今作の前に観た「普通の人々」と同じような設定(兄弟の死とヨットが出てくる)なので、驚いたが、「普通の人々」のような重苦しさは、こちらには無く、ザック・エフ>>続きを読む

普通の人々(1980年製作の映画)

3.5

ロバート・レッドフォードが初めて監督した作品で、アカデミー賞4部門を獲得した。

10代の頃に観た時には、全く理解できなかった。と言って、年月経った今観ても、今作を理解するのは非常に難しい。長男を事故
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さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

3.7

レイモンド・チャンドラー原作のハードボイルド作品。どこか気だるい40年代のLAの雰囲気が、バックに流れる音楽と調和して、とても魅了される映画。主人公の私立探偵マーロウを演じるロバート・ミッチャムも、は>>続きを読む

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

4.5

前からとても観たいと思っていて、ようやく観ることができた。

軍人である兄は、アフガニスタンに赴任するが、爆撃を受け、戦死。問題児の弟は、仮釈放中であったが、遺された兄の家族を支え、立ち直りつつあった
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情婦(1957年製作の映画)

4.7

実に面白い。とても60年前の映画とは思えない。古い映画を敬遠する人も、ぜひ観て欲しい。

どんでん返しが、数回、起きる。終盤に、「もしかして、これは⁈」と、読めた気がして、それが当たった時には、ムフフ
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白い帽子の女(2015年製作の映画)

3.4

フランス映画のようだった。しかし、本物のフランス映画だったら、評価が高かったかもしれないが、ブラピとアンジーが演じ、しかも、2人が夫婦だった時に製作され、公開された時に離婚した経緯があるので、どうも、>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

いやぁ、ほんと面白かった。

前知識なしに観るべき映画なので、1つだけ言いたいのは、私自身がそうなのだけれども、ゾンビ映画が苦手な人や、洋画の方が好きで、邦画は、普段あまり観ないという人も、これは、観
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

なるほど〜そういうことだったのか‼︎と結末を観て思う。現実にはあり得ない部分や、茶番に思える部分もあるが、フィクションなのだから、これでもいいのだろう。小説は、読んでいないけれども、小説の方がいいのか>>続きを読む

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語(2004年製作の映画)

3.7

なかなか面白いブラックファンタジー。可哀想な孤児の兄弟の、世にも不幸な物語かと思いきや、なかなかどうして、機転を利かせて困難を乗り越える子供達が、たくましくて微笑ましく、笑って観ることができた。

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めがね(2007年製作の映画)

3.4

「かもめ食堂」と同じスタッフが製作したとのことだが、「かもめ食堂」の方が好きだなと思う。こちらも、似た雰囲気は、漂っていて、ほっこりするというか、のんびりするというような気分になるが、「この人達は、何>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.9

公開当時に劇場で観たが、久しぶりに観直した。実に、面白い。独特の世界観がある。とてもダークなファンタジーなので、小さい子が見たら、怖くてトラウマになるのではないだろうか。しかし、色々なメッセージが込め>>続きを読む

アーサーとミニモイの不思議な国(2006年製作の映画)

3.4

リュック・ベッソンが監督。

ファンタジーは嫌いじゃないのだが、途中で、実写からアニメに移った時には、どうもついて行けなくて、ちょっと見る気が失せた。しかし、この映画は、アニメの方に、大きな魅力を秘め
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メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

3.6

ニコラス・スパークス原作の大人のラブストーリー。キャストのケビン・コスナー、ロビン・ライト、そして何より、ポール・ニューマンが、とても良かった。

ネタバレになるから、ストーリーについては言わないよう
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.7

この映画は、実際にはあり得ないような、ツッコミどころがいっぱいあるし、細かい所を丁寧に描いていないので、要所要所で、話が急展開すぎて、無理があるのだが、子役のフレディ・ハイモアの名演技に惹かれて、文句>>続きを読む

スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.8

ジョージ・クルーニーが主演、脚本、監督を務める。出演はしていないが、製作者の中に、レオナルド・ディカプリオの名前もあった。

大統領選の裏を描いた政治ドラマで、なかなか面白かった。実際の大統領選でも、
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.8

監督は、スティーヴン・スピルバーグ。主演は、リチャード・ドレイファス。この2人のタッグは、「ジョーズ」と「未知との遭遇」がとても有名だが、今作は、公開当時、あまり評価が高くなかった。しかし、今観ると、>>続きを読む

かくも長き不在(1960年製作の映画)

3.7

パリでカフェを営む主人公テレーズは、ゲシュタポに不当逮捕され、消息不明となった夫にそっくりの男と出会うが、その男は、記憶喪失であった…。

音楽とダンスをするシーンが印象的。
そして、何より、ラストに
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.6

監督と脚本を担ったビリー・ワイルダーの手腕が発揮された名作だ。アカデミー賞を5部門受賞したのも納得。CGや特殊効果のない時代に、緻密に練られた脚本と、細かい気持ちをセリフと表情で表現する俳優達の名演技>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.8

またまた邦題が、あんまりだ。原題は「Going in style」で、「かっこよく行こう」といったところだろうか。今作は、1979年に公開された映画「お達者コメディ/シルバー・ギャング」のリメイクとの>>続きを読む

第十七捕虜収容所(1953年製作の映画)

4.7

とっても面白い。1953年の映画だが、今も色あせることのない名作だ。さすがビリー・ワイルダー監督。

ドイツ軍に捕らえられたアメリカ人兵士の収容所内で、脱走を企てると共に、ドイツ軍のスパイがいることが
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プチ・ニコラの夏休み(2014年製作の映画)

3.9

フランスの国民的人気の絵本を実写化した「プチ・ニコラ」の続編。

映画の出だしでは、ニコラ役の子役が、前回と変わってしまったことが気になって、ニコラは、前の子じゃないとダメだなどと思っていたが、見てい
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プチ・ニコラ(2009年製作の映画)

4.2

フランスで人気の国民的絵本「プチ・ニコラ」の実写化。

ニコラを初めとして、少年達が、とにかく可愛い。そして、映画全体が、とてもおしゃれ。コメディなので、笑って見ながらも、ほっこりできて、とても良かっ
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ジャックナイフ(1989年製作の映画)

3.6

派手さはないが、最後にジワッと来る秀作だった。いかにも1980年代の映画と言った感じ。ベトナム戦争からの帰還兵2人の物語である。戦争後、心に傷を負い、それを克服した1人と、克服できずに、PTSDを患う>>続きを読む

ショウタイム(2002年製作の映画)

2.9

ロバート・デ・ニーロ出演作品を制覇しようと思っているので、観た。

あまりに、あり得ない話で、呆れてしまうほどだが、B級映画でも、全身全霊の名演技を見せてくれるデニーロには、またもや感心するばかり。エ
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