マシュー・ボーン作品、好きなので、今作も面白かった。コメディ色強いアクション物は、あまり好きじゃないのだけれど、マシュー・ボーンのノリは、好みに合っているので、今作も、とても良かった。
まず、このジ>>続きを読む
以前、美術館にフェルメール展を観に行った時に、フェルメールと共に、オランダの2大巨匠と言われるレンブラントの作品も展示されていて、フェルメール目当てで行ったのに、レンブラントの方が、後々心に残り、レン>>続きを読む
イギリスの文豪グレアム・グリーンが原作。
「第三の男」を書いた人だ。
モッズ出身の不良青年が、殺人を犯し、証拠隠滅のために、被害者を目撃した女性をデートに誘い、愛しているふりをして、結婚する。彼>>続きを読む
若いレイフ・ファインズとケイト・ブランシェットを観ることができただけで、まずは、ヨシ。
レイフ・ファインズは、昔と今で、顔が変わっていないなって思った。グレイの瞳が、ほんと美しい。そして、ケイト・ブ>>続きを読む
内部告発を扱うサイト、ウィキリークスを生み出したジュリアン・アサンジを取り上げた実話ベースの物語。
ちょっと難解なところもあったけど、こういうことが起きていたんだと、ウィキリースについて知らなか>>続きを読む
アイルランドのダブリンが舞台の青春群像劇。
IFTAアワード(アイルランド・アカデミー賞)で、作品賞・監督賞・脚本賞の3冠を独占したのだけれども、それは、アイルランドが舞台だからってだけでは⁈ そこ>>続きを読む
イギリスの庶民の家族(特に下層階級)が、日々の生活の中で抱く心情を巧みに描くマイク・リー監督作。私は、「ヴェラ・ドレイク」と「秘密と嘘」で、とても心を揺さぶられたのだけれども、今作も、なかなか良かった>>続きを読む
点数低いけど、けっこう面白かった。デニーロとマルコビッチが、B級映画の質を上げてくれている。
主演は、ジャック・ヒューストン。彼は、イギリス人。祖父は、「マルタの鷹」や「白鯨」などの名監督ジョン・ヒ>>続きを読む
素晴らしかった。スクリーンで観ても、充分に楽しめた。本当は、実際に、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスへ行って、生で観てみたいけれど。
今作は、昨年の12月12日にロイヤル・オペラ・ハウスで上演され>>続きを読む
話の内容がどうと言うより、映画として、とても素晴らしい作品だ。構成の仕方と、彩り豊かな映像美に魅了される。映画史上に残る傑作だと言ってよいだろう。
これが、第二次世界大戦中に作られたってことに、まず>>続きを読む
この主人公、「パリ・テキサス」の人だったのか。ハリー・ディーン・スタントン、これが遺作だという。独居の老人が、死生観を語る物語と言っても良い作品なので、スタントンが亡くなったということも、同時に偲ばれ>>続きを読む
素晴らしい映画だった。
最初から、泣くシーンじゃないのに、いちいち泣きそうになった。
下手な感想を書けない映画だ。
「ストーリー・オブ・マイライフ」で、メグの夫役を演じていて、いいなと思って、気>>続きを読む
想像していたのと違ってた。密室劇なんだ。勝手に、雪道を馬車で、ずっと進んで行く話かと思い込んでいた。今、観たら、ジャケット写真にも、密室と書いてあるのに。
モリコーネが大好きなので、アカデミー作曲賞>>続きを読む
私は、断然犬派で、猫は、ちょっと苦手なんだけれど、そんなこと関係なく、今作を楽しめた。楽しめたと言っても、笑えるような話ではない。
猫をモチーフにした絵で有名な、実在したルイス・ウェインの物語。>>続きを読む
大谷翔平のドキュメンタリー。ずっと観たくてたまらなかったのを、ようやく観た。
とにかく、大谷さんの凄さを改めて感じた。若いのに、大谷さんから教えられることがいっぱい。野球だけでなく、人生に、真摯に向>>続きを読む
英国王のヘンリー2世と、その妻、愛妾、3人の息子達とフランス王の物語。
先日観た「ホロウ・クラウン」シリーズでは、ブランタジネット朝からテューダー朝までの英国王室が描かれていたが、今作は、そのちょう>>続きを読む
昔、観て、面白いなと思ったけど、後半の展開をほとんど忘れていたので、再鑑賞。
以前は、ケヴィン・スペイシーのことが、俳優として結構好きだったので、出演作をよく観ていたものだった。
カード遊びのブラ>>続きを読む
不妊治療に挑む夫婦を描いた作品。観て良かったと思う。コミカルで笑える部分を交えながらも、うるっとする展開なのが、良かった。
実在する作家のヒキタクニオさんが、自身の経験を綴った物語。
桜の堤防が、>>続きを読む
実在したイギリスのパンク・グループ、セックスピストルズのシド・ビシャスと恋人ナンシーの破滅的な恋を描いた実話を元にしたストーリー。
ゲイリー・オールドマン、27歳。若かったな。役作りもあるだろうけど>>続きを読む
怖い。感想は、ズバリ、それ。
バリー・コーガンの1人舞台だった。不気味な人を演じるのが、ほんと巧い。
女優さんの中では、ロザムンド・パイクとキャリー・マリガンが好きなので、「17歳の肖像」以来の共>>続きを読む
いよいよ、このホロウ・クラウンシリーズの最終話。
英国史上最も残虐と言われるリチャード3世が主人公。演じるのは、ベネディクト・カンバーバッチ。
驚くべきことに、カンバーバッチは、リチャード3世と血>>続きを読む
ショートムービーだから余計に、ベネディクト・カンバーバッチの演技力が光っていた。
それにしても、悲し過ぎる選択。この選択は、ひどいよ。奥さんの気持ち、よく分かる。これで、奥さんも子供も、この後、幸せ>>続きを読む
デミアン・チャゼル監督は、「セッション」と「ラ・ラ・ランド」が好きだったので、期待していたけど、なんだろ、これは。劇場に、観に行きたいと思いながら行けずにいたけど、行かなくて良かったわ。
とにかく、>>続きを読む
このホロウ・クラウンシリーズ、前作と今作が、ドロドロだけど、面白い。裏切ったり寝返ったりしながらの、こんな血みどろの王位継承権争いが、実際にあったことだと思うと、とても恐ろしいけれど。
戦いで、人を>>続きを読む
スコットランドのショートアニメ。近未来を、逆にクラシカルに描いた絵が、印象的。なかなか面白かった。Hello Worldが、Hell Worldに。あの女性が良かった。
中学生くらいの頃、モンゴメリー著、村岡花子翻訳の「赤毛のアン」が大好きで、全シリーズ読んで、ハマっていた時があった。
しかし、少女時代から年月経って、すっかりヒネてしまった今、本を読み直してみても、>>続きを読む
このシリーズを観始めて、前回までは、前作が1番面白いと思ってたけど、これを観たら、話に猛烈に引き込まれ、こっちの方が面白いと思えてきた。しかし、内容は、かなりドロドロ。
前作では、平民にも慕われるヘ>>続きを読む
これは、とても面白かった。何の情報も無しに観たものだから、先が読めない展開で、映画として、とても楽しめた。面白いとか、楽しめたと言ったけど、笑える話では、決してなくて、とても切なかった。リチャード・ギ>>続きを読む
いい映画だった。本屋さんが舞台の映画は、味わい深い秀作が多い気がする。今のところ、ハズレ無し。
年老いた店主と、移民の子との本を通した交流が素晴らしかった。隣のカフェの店員との友情も良かった。
原>>続きを読む
「嘆きの王冠~ホロウクラウン」このシリーズをこれまでに4作観て、今のところ、これが、1番良かった。ヘンリー5世が、これまでにない素晴らしい王様だし、それを演じたトム・ヒドルストンの魅力満載。
シェイ>>続きを読む
映画館で観て良かったと思える作品だった。何よりも、木漏れ日が、印象的。
パーフェクトデイズというタイトルが深いと思った。
代々木八幡宮、前に行って、好きな雰囲気と思ったことがあるのだけれど、今作で>>続きを読む
2005年の映画「キンキー・ブーツ」が上映された後、ブロードウェイで舞台化されたミュージカルが大ヒットし、トニー賞を獲得。その後、ロンドンのウエストエンドで上演された作品を映画館で放映したのが、今作。>>続きを読む
ヘンリー4世(ジェレミー・アイアンズ)が亡くなる時に、息子のハル王子(トム・ヒドルストン)と対峙するシーンが見どころ。王冠を身につける苦悩を語るところが、実に見事だった。
とは言っても、今作は、そこ>>続きを読む
2年前の2022年も、前作「めんたいピリリ」を観て1年をスタートさせたので、今年、2024年は、この2作目でスタートすることにした。
1作目に引き続き、今作も、笑いありの、ほっこり、じんわり、ほろ>>続きを読む
ドラマ版を観たことないけど、今作を観てみた。なんて面白いんだろ。しかも、ほっこりする。ドラマの方も観てみたくなった。
まず、映像の撮り方が、素敵と思うシーンが多くあった。最初の京都のシーンは、特に。>>続きを読む
これまでシェイクスピア作品をレビューした時に、いつも書いているけど、シェイクスピアの原作を学生時代に読まされた時から、シェイクスピア作品は、好きじゃないという気持ちしかなくて、映画で観ても、苦手意識が>>続きを読む