Fairstar

テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者のFairstarのレビュー・感想・評価

3.0
これは昨日見た、読まれなかった小説、とは真逆のもので、嘘で塗り固めた人間の話です。さらに恐ろしいのは、自分の嘘に陶酔していて、それが自分にとっては真実になっていくことです。中身が全くない、自分の描きたい嘘を作り出し、その中で生きている自己中心的な救いようのない人間です。これが実際あったはなしであるということ、何とも異常としか言えません。世の中には、ふつうの感覚では考えられないような人が存在するかもしれないということは、いつも念頭においておく必要があるのかもしれません。
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