ヴァン・ヘフリン、ジンジャー・ロジャース、ジーン・ティアニー、ジョージ・ラフトなど出演のシネマスコープ・カラーのサスペンス映画🎥

ワイドスクリーンのカラー作品で、豪華出演者の共演作なので大作感あり。
個人的な【推し】の女優は、もちろんジーン・ティアニー。

序盤は、サスペンス要素は殆ど無く、演劇プロデューサーのピーター（ヴァン・ヘフリン）と妻アイリス（ジーン・ティアニー）のおしどり夫婦、そして有名舞台女優カルロッタ・マリン（ジンジャー・ロジャース）とその夫ブライアン（レジナルド・ガーディナー）の夫婦。後者の夫婦は、妻ジンジャー・ロジャースが有名過ぎて、夫はヒモ同然の状態。
この２組の夫婦は、同じマンションの上下階に住んでいる。

ある時、地方からニューヨークにやって来た作家志望の20歳の女性＝ナンシー（ペギー・アン・ガーナー）がカルロッタ・マリン主催のパーティに来ていて、ひとりぼっちの彼女をピーターが見つけて話しかける。そんな彼女を食事に連れて行き、彼女の執筆場所として「日中だけ自分の部屋」を貸してあげることにしたピーター。妻アイリスは義母の元に戻っている頃だった。しかし、ピーターは妻アイリスを愛しているから、ナンシーと恋愛関係になどはならない。
そして、義母の元から帰宅したアイリスを迎えに行ったピーターの夫婦２人が帰宅すると、自分たちの部屋でナンシーが死んでいた。
警察に疑われたピーターは、独自で彼女の死んだ謎を突き止めるために奔走するのだが……といったサスペンス映画になっていく。
刑事を演じているのがジョージ・ラフト。


邦題『意外な犯行』を知って観ているので、「犯人は意外な人物なんだろうな…」と思ってしまうのは必然😆w

原題は『Black Widow』なんだから、もう少し、ネタバレ的でない邦題が付けられなかったものなんだろうか？？？

それでも、追い詰められた男＝ヴァン・ヘフリンの切羽詰まった感は、まずまずの見応えあり🙂

また、やはりカラー作品だった『哀愁の湖』と同様、カラー映画でジーン・ティアニーが観られたのは嬉しかった😍💕