怒髪猫なんじゃった

仕掛人梅安の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

仕掛人梅安(1981年製作の映画)
3.7
原作は池波正太郎の同名小説の🎬化です。


江戸闇家業の元締・音羽屋半右ヱ門依頼の仕事を請負う仕掛人梅安と彦次郎の物語です。


旗本・安倍長門守の長男・主税之介は傍若無人な振舞いの乱暴者であり、散々の迷惑故に父親の長門守が音羽屋の仕掛人を使って殺してしまう。
そんな長門守の邸に大阪から異母弟の闇家業の近江屋左兵衛が現れる。

私利私欲に塗れた悪巧みを企て、罪なき人迄も殺す異母兄弟に梅安たちが反転攻勢を仕掛ける。



過去同作品に於いて梅安役を田宮二郎版作品と緒形拳版作品とがあるのだが、個人的には今作品の萬屋錦之介版が中々好い出来であり、いちばんかもしれない。