なすび

テンダー・マーシーのなすびのレビュー・感想・評価

テンダー・マーシー(1983年製作の映画)
4.0
ロバート・デュバル ブームきたので見ました!(そんなブームが来なければ恐らく一生見ることがなかったであろう映画)。しかし、これが予想以上にしみじみとしてよく、なんだか心がじんわりしたのでした💛

ああ、人生…という感じだよ…。アル中で離婚して娘にも会わせてもらえない、という人生どん底の状態から始まる今作。でもそこから第二の人生が待っていた、新しくやり直し家族を作る。でも前の家族とのいろいろな事件もあり…「俺は幸福なんて絶対に信じない」という言葉がとても好きです。私もよく人生に嫌気がさす時こう思う。別に絶望しているわけではなく、ただ幸福というものに執着しすぎると逆に生きるのが辛くなると思うのです…

ロバートデュバルの渋おじ最高!再婚相手がこんなダンディな元カントリーミュージシャンだったら息子も納得するな〜。子どもの頃『ファミリーゲーム』を見た影響と、テイラースウィフトとマイリーサイラスに憧れてて、とにかくカントリーミュージシャンになりたかった!笑 そしてテンガロンハットにウェスタンブーツ、チェックシャツにベスト、デニムジーンズやデニムジャケットっていう格好にものすごく惹かれていました。だからこのロバートデュバルラブなのです。。。🥺やっぱりブーツ履いた時はちょっと内股気味の歩き方がいいよね!!

ロバートデュバルのファンのバンドメンバーたち可愛かった!特にやっぱりレニーフォンドーレンの顔が印象深い。瞳がものすごく青くて綺麗で目が離せなかった。ぽっちゃりしてる人のウエスタンの着こなしもかわいいし(ブーツちっちゃ!笑)ロバートデュバルが種3キロみたいなやつ買ったら、さらっと車まで持ってってくれる人、いい人すぎる。ああいう人を旦那にしたい。

再婚相手の息子くんいい感じにませてて、お母さん的に頼りがいある子やろうな〜て思った。洗礼したあとちょっと興奮してるのがまた子どもらしくてかわいい😊

あの小さなモーテルもいいし、小さな畑もいいし、あんな広大な土地、田舎、カントリーミュージック、、、私がアメリカに抱く夢がつまってた。私もバツイチになったらアメリカに行ってカントリーミュージシャンのおじさんと結婚しよう。
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