あらんしほん

なまいきチョルベンと水夫さんのあらんしほんのレビュー・感想・評価

3.6
絵本や児童文学を読んでいるような気分になるほのぼの映画。
子どものころに読んだことがありそうで、きっとお気に入りになってただろうな。
スウェーデン映画は大好きで、映画館に行きたかったけれど行けなかったのでレンタルできて嬉しい。
チョルベンは可愛いお相撲さんって感じ。ほかにもショートヘアの歯の生え変わり時期の女の子、ウサギのヨッケを溺愛する少年。ヨーゼフと同じ犬種の水夫さん。島の大人たちなど、みんなツボ。
アザラシのすごい鳴き声が面白い。
なんていうんだろう。ここの人たちの生活を覗いてる感じ。ホームステイしてる気分だわ。もはや。そのくらいなんていうんだろう、幸せな気分になる。映画って目的やテーマがあって作られると思うんだけど、この映画は本当にこう…ホームビデオ見てるみたい。

とにかくみんなの子供たちの話し方が可愛い。ハパをパッパ!とか小さいツと語尾が強いのが可愛い。スウェーデン語、世界で1番好き。

なんか、見終わったあとは、まぁーいままで見たスウェーデン映画のなかでは、そこまでお気に入り!とかDVD買うまではないかなーって思ったけど、
もう一回見てるし、結局ハマってるわ。つまり好きだわ。
とにかく子供たちが可愛すぎだし、アザラシのモーセの破壊力。
小さいころの好きと憧れがつまってる。