全く知らずにDVDを買ったんだけど、内容が用心棒の丸パクりだったので、字幕なしでもストーリーがわかるという不思議な体験をした。

Dark Oneと呼ばれる黒衣の剣士が主人公つまり桑畑三十郎なのだが、髪型がかなり個性的というかぶつ森のしずえさんみたいな感じで非常に新鮮。
あとタイトルが示すWarriorはその黒衣だとして、最後までSorceressは出てこなかった。見る前は、パッケージイラストでガッチリ剣を構えて立っているしずえ三十郎の足元でしんなりしてる女性がそうだと思ってたけど(というか他に受け取りようがない)、この女性は何故か乳を4つぶら下げており、劇中唯一登場した乳4つウーマンは本編にあまり関係ないダンサーのみだったので多分魔法使いではない。というかなぜパッケージに大抜擢されたのか謎。
一応それとは別に常にパンイチでずっと乳丸出し(ただし2つしかない)のヒロインっぽい女性は出てたので、彼女が実は魔法使いだったのだろうか。魔法一切使ってなかったけど。

アクションは全員完全にやる気がなく、リハーサル通りに剣で撫でられた順にウワーとか言いながら倒れてますという感じの衝撃映像の連続だった。このアクションだけでも見る価値があったと思う。

あと中盤、三十郎とパンイチに対してデカいパックンフラワーがニュルニュル触手で襲いかかってくるシーンがあるんだけど、まさかの乳丸出し女には目もくれずおっさんを絡め取っていたのも印象的だった。趣味は人それぞれなので、パックンフラワーを責めることはできない。

こういう映画は本当に癒されるので、たまにでいいから見る必要があると感じた。

レンタルビデオ店には、必ずあったヤツ。

正統派ダメ系SCI-FIファンタジーの至宝。
アルゼンチン産。

用心棒のファンタジー翻案。

よく判らない妙な存在感！。
決してダメではないというか、いいぞコレ。

そろそろディスク化案件だな。

VHS