のこのこのこっち

ワンス・アポン・ア・タイム、シネマののこのこのこっちのレビュー・感想・評価

3.9
へー、過去のイラン映画へのオマージュか。『Qeysar』『牛』の映像はあるかなと思ってwikiの粗筋を見たら案の定あったのでけっこう期待した。しかし基本は『ロールの娘』(Dokhtar-e Lor)のゴルナールに恋するってことでかなりの時間引っ張って『Qeysar』はヒーローの描写として登場。自警団の話なんですね。YouTubeに英語字幕であった気もするが雰囲気だけでも触れられてよかった。『牛』もそんなに長くはなかった。元の美しさやシリアスさはなく、ほとんどコミカルなものになっている。ちなみにアティエは未来という意味らしい。



本作品と被るところが大きいので項目できるまで併記
2023/02/04
『グリーン・ホワイト・レッドーイラン映画の歴史を求めて』アテネフランセ 3.0

イラン映画史の情報が日本語Wikipedia総ざらいでも当然追いつかないってレベルで紡がれている。作りとしては事前知識なくても楽しめはするが、新たな作品を模索するにはなかなか難しく感じた。ただ、観たい作品はめちゃくちゃ増えた。

ちょっとジャリリ作品が多かったのは手前味噌だな。

登場していたかは別として事後調べたもののメモ。
Ovanes Ohanian(アルメニア系イラン人) / Abi and Rabi, Haji Agha, the Cinema Actor,
Ardeshir Irani / Lor Girl,

イラン・ニュー・ウェイヴ
Hajir Darioush / Serpent's Skin,
Davoud Molapoor / Madam Ahou's Husband,
ダリウシュ・メールジュイ / Mr. Naive, Hamoun,
ナセール・タグヴァイ / Tranquility in the Presence of Others,
ソフラブ・シャヒド・サレス(2日のトークで挙げてた作品がわからない) / A Simple Event, Still Life,
バハラーム・ベイザーイー / Downpour,
パルヴィーズ・キミアヴィ/ The Mongols,(鉄格子で「映画ってなんだ?」のやつ)