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ミュンヘンのalfのネタバレレビュー・内容・結末

ミュンヘン(2005年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

教科書なんかの数倍むずい、根深い報復映画。
アラブ、イスラエル、パレスチナ、ユダヤ、その他諸々。

スピルバーグ監督作、撮り方デーハーだけどやっぱり巧いい!
クサいくせにクセの効いた特級品。
車の使い方とか銃撃戦・テロ行為がもの凄い。
ピアノ少女のとこなんか息が詰まった。
オランダ女(パフューム)の顛末もなんかリアル。
“ミュンヘン事件”の暗いマックスとピストンオリンピック重ねは品がないと思いましたが。

〝標的(ターゲット)は11人〟
イスラエルの暗殺部隊リーダー、アヴナーの変わり様。熱演。
敵味方何から狙われているのか、本当に味方なのか、どんどん勘ぐって深い大きな闇(病み)へと追い詰められてゆく。
産まれたベイビーとの電話越し。
少数精鋭チームの仲間の死。
感情も精神もグチャッて当たり前。
クローゼットスリーパー。

“パパ”の息子ルイ(黒目でかめ)。
高そうなスーツで犬連れてて目立つやろ!w
車かっこよ〜

【国のない悲しみは分かるまい】

キリの無い話。
同じ人間なのにとだけ思います。

スピルバーグの渾身の怒りなんですかね。
昨日観た「ブラック・サンデー」に引き続きジョンウィリアムズ、グッドワーク!
カルシウム足りてそ〜な音効果でした。


押入れスリーパーのドラちゃんってもしや…
明日は押入れかクローゼット重視のお部屋探しに行ってきます。
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