スピルバーグ作品。
パレスチナ問題は概要しか把握できておらず、ミュンヘンオリンピックでの出来事も、本作で初めて知りました。
単純な作劇だけで観れば、序盤の襲撃シークエンスの悲惨さに比べ、暗殺パート…
1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件とその報復作戦をスティーブン・スピルバーグがサスペンスフルに描いた今作。
世界史にはとんと疎く、こんな事件があったことすら知らなかった恥知らずな私。
眠く…
「国のない悲しみはあなたには分からない」
っていうセリフがぐっときた、、
最初は
ユダヤ人としての誇りをもって、教えを守って、
「敵と同じ悪は働かない、高潔でいたい」
って言ってるんだけど、
だん…
“悪趣味スピルバーグの宝庫”
仏の顔して偶に容赦無い演出を施すスピルバーグ監督のフィルモグラフィーの中でも、最も物議を醸し出した作品。例えになってしまうが、スピルバーグの黒い部分が全編滲み渡る、邪…
イスラエルを取り巻く人々の思いの一片を垣間見ることができる。
祖国を奪われるとは、祖国がない状態とは、どういうことなのか。
祖先や子孫、家族や仲間と決別し、一人だけ別の選択などできるだろうか。
そし…
どうせ見るならパレスチナ関連の映画を‥と。
イスラエルがまだテロの実行犯だけを暗殺するという理性があった頃
正直今のイスラエルのパレスチナ占領の実態を知った後なので全フリでパレスチナ側に感情移入…
強いメッセージが込められている作品。一番言いたかったことは、報復なんて無意味だということだと私は受け取った。相手と同じレベルに成り下りたくないという気高い精神が動機でもいいし、報復してもどうせ後任が…
>>続きを読む史実に基づいた映画
ミュンヘンオリンピックで11人の選手が虐殺される。その首謀者を暗殺する物語。
壮大な国家規模の復讐劇が描かれる。主人公のアヴナーには妻がおり、娘が産まれる。
パレスチナ難民…
20年近くも前の映画だけど、あまり予備知識の無いまま鑑賞。
なぜか勝手にエンタメ寄りの作品かと思ってて‥最初の頃は実際にそんな感じのスパイチームアクション。
ただ話が進むに連れて、話の中の主人公…
スピルバーグの主張。
ラストシーンで主人公の台詞
「こんな道の先に平和はない」
祖国イスラエルのための復讐を個人の責務として背負ってしまった主人公のメンタルが崩壊する様が描かれていて興味深い。
公…