ロック様に髪があるー!
フットボール選手をやるんだなあ、と見てたら、バレエもやり出して目ん玉丸くなった。
どっちも運動だけど、そうじゃなくて、何でも挑戦するんだなあ!と。
そして、バレエの経験がフットボールとどう重なり、どう活かされるのかがさらっと描かれて面白かった。
ある日突然見知らぬ女の子に「私はあなたの娘」と言われる場面は、某ベイダー卿の台詞がチラッと脳裏をよぎる。負けないくらいの衝撃。100万ボルトくらい。
試合に勝った主人公に言わせようとするあの台詞は、きっと試合に勝った選手が「ディズニーランド行く」って言うことが流行った、あれのオマージュなのかな、とか。
見ていて脳裏を過ぎるものがチラホラあって、なかなか油断できない。
娘の存在が父親ひとりではなく、父親の所属する世界そのものにも影響を与える様は本当にニコニコする。
風船もぬいぐるみも帽子もトロフィーもその手に持たせたくなっちゃうイカついチームメイト最高だぜ。
そしてバレエの先生が善良で芯の強い女性過ぎる。かっこいい。
恐らく彼女の存在がなければ、父と娘の絆はここまでかたく結ばれなかったのではないか。惚れる。
チームメイトの家庭大切にする野郎もめっちゃイカしてる。主人公が気付くんだ、「そこに彼がいる」と。そして、その気付きがあったからこそ達成できることがある。
何がイカすって、気付かれるまでそこに居続けたこと。惚れる。
素直に楽しい、良い作品だと感じられる。
みんなで楽しそうに歌ってるエンディングは幸福感ある。