森本実言

永遠の僕たちの森本実言のレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
3.9
ガス・ヴァン・サント監督の描く物語。
葬式巡りをする男が、ある葬式で余命三ヶ月の女と出会い、恋をする話。ただ、男は過去に家族で出かけている時に交通事故に遭い、両親を亡くし、自分も3分間だが死を垣間見る。その後、一命をとりとめたが、神風特攻隊だったヒロシという幽霊が見えるようになった。
男は、恋に落ち、唯一?の友達?のヒロシとの関係を密にしていき、とうとう女の寿命が近づき、。

この物語、2人の恋が三ヶ月しかないことを、ヒロシという死人(幽霊)を登場させることで、死が近くにあるということを感じさせられる。最初はなんだ?と思っていたが笑。ヒロシが何故英語を話せるのかは理解が難しいが、神風特攻隊という死を"覚悟"した人の幽霊が、彼女の死への"覚悟"が伺えた。
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