ねこのみかた

永遠の僕たちのねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもいい雰囲気の映画だった。
内容的には少女漫画みたいだったし、特別目新しい感じもなかったけど、特攻隊員の幽霊が出てくるというのは斬新と言えば斬新。

しかしなんで特攻隊員?
幽霊なら別に日本人、しかも特攻隊員である必要ってない気もするんだけど…。
大切な人を思いながら死んでいった人間の心を表現するのに適当だったとか…?
なんかわからん。
まぁでもヒロシ役の加瀬亮さんとてもよかったけど。

最初のほうで主人公の男の子イーノックが見ず知らずの人の葬式に出るという遊びをやってたので、ハロルドとモードを思い出した。
イーノックは別に自殺志願者じゃないけど、ちょっと歪んじゃってるところとか似てたし。

それにしてもアナベル役のミア・ワシコウスカがとんでもなくキュートだったなぁ。
髪長いイメージしかなかったんだけど、ショートヘアもめちゃくちゃ似合ってて超絶可愛かった。
はかない感じがとても役に合っててよかったわぁ。

音楽、風景、ファッションや部屋の調度品とか小物とかも、すごくおしゃれで素敵だったし、本当主役の二人がとても可愛くて最高だったと思う。

切ないんだけど、ふんわり暖かい、そんな映画だった。