ブラックコメディと言って良いものか。
42年製作でナチスを皮肉ったラブコメ。メッセージともとれるまじめな部分もあったが、ライトに描く事でナチスをコケにした感を出す狙いもあったのかも。
ヒロインが助けたユダヤ人母子とのやり取りが心に残る。安全な場所、どこなのか。。。
後半のヒロインの窮地にまたこのやり取りが効いてくる。そして、どこの国にいようとも潜入ができてしまう恐さ。安全な場所、、、どこなのか、、、なかなか感慨深い。
グラントとロジャース共演でこのような内容は覚悟できていなかった。「毒薬と老嬢」ほどグラントのオーバーアクトが効いてはいなかった感。
コメディタッチであることが良くも悪くも引っかかる。グラントの背後で転落するあのシーンも笑えはするが、、、う〜ん🙁
ロジャースは熱演タイプではなく、リラックスして眺めていられる女優なので、本作のヒロインにピッタリで、魅力的だった。
単独主演で彼女にもっとスポットをあてても良かった気がする。それほど良かった印象😁