スギノイチ

新女囚さそり 701号のスギノイチのレビュー・感想・評価

新女囚さそり 701号(1976年製作の映画)
3.0
梶芽衣子に比べて圧倒的にベビーフェイスな多岐川裕美。
梶芽衣子に倣ってメンチを切っていて、それが意外と悪くない。

梶芽衣子版より口数は多いが、特に原作漫画に近づいたわけでもない。
ストーリーも原作・梶芽衣子版共に違うが、政界の闇をバックボーンにして権力への怒りを軸にしている点は、このシリーズの肝を堅実に守っている。
欠点を上げるとすれば、浅香光代の死に方が人形丸出しなくらいか。
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