結構真面目なウイルスパニック物

謎のキラーウイルスで病院内が大パニックになるお話。
エボラやらデング熱やら記憶に新しい名前が出てきてちょっと「おお」となった。ならない方が良かったんだけど。

感染したら敗血症で血吐いて死ぬっていう最悪すぎるアレ。
大まかな流れはパンデミックモノでよくある感染経路・ウイルスの正体調べの間に家族の絆をちょこちょこ挟む感じ。
ただ家族の絆シーンは全体的に少なくて、病院内の惨事をテーマにしてるっぽくて特番感強くて良かった。

結構リアル路線で作られてたからキャビンフィーバーみたいな皮膚ドロドロのビジュアルを想像してたら少し残念かも。
個人的にはこのくらい堅実な作りしてて良かった

パニック・サスペンス
監督：ルッツ・コーネルマン

恐怖のウイルス・パニック・サスペンス。

旅行帰りの青年が交通事故に遭う。命に別状はなかったが、何故か翌朝急死。その病院に勤める細菌学者シモーンは、致死ウイルスではないかと疑ったが、夫で外科医のロバートが発病。疑いは現実のものに。

ウイルス・パニックものを描いたサスペンス。
正体不明のウイルスに冒された病院は閉鎖され、人々がパニックに陥ってしまう。なんとか正体を暴こうとするシモーン。
夫ばかりか、娘までウイルスに感染し、発病する。
感染した夫と娘を救おうとする女性学者の活躍を描く。
けっこう真面目に作られてる細菌パニック。
「アウトブレイク」とは、逆パターン状態って所かな。
家族愛などの人間ドラマなどは描かれていない。
ドキュメンタリー風のカメラワークが、どことなくリアルな恐怖を盛り上げている。う～ん、可もなく不可もなくって感じ。

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