喋る度に木から葉が落ちていき、全て落ちると死ぬという設定。
言葉は何も考えずに言うのではなくて、ひとつひとつ魂を込めて言うべきであるというのがテーマで、後半はそのような展開になるのだが...
この物語の主人公は「人の話を聞かずに無意味に喋りまくるワガママ野郎」であるべきだと思うのだが、なんせ主演はエディマーフィである。
喋りの上手い面白い人というレッテルが貼られてる俳優なので、あまり改善の余地ありすぎマンには見えなくなってしまう。
口のうまさだけで営業のプロになるというのは立派なスキルであるし、私のように逆に考えすぎてセリフが出てこなかったりと喋りが下手で、わざわざ喋りのスキルを学んで練習しないといけない人間からすれば、彼のおしゃべりはむしろ利点に見えるくらいだ。憧れる。
むしろ妻や周りの人物の方が人の話や気持ちを理解しようとする気持ちが足りないんじゃないかと見えるくらいだ。
エディマーフィが可哀想だった。全力でコメディに振り切った方がおもしろいと思う。
