AtoZ

ジャックはしゃべれま1,000(せん)のAtoZのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

まぁたしかにハートウォーミングコメディではある。

1000言喋り終えたら死ぬっていう制限の元で、何に気づき何をできるかというお話なわけだけど
そんなに可哀想な目に遭うほどの酷いことを彼がしてたかとういとそうでもない気がする。
口が達者でお調子者ではあるけど仕事の実績はあったわけだし。

そしていざその経験を経て彼が何か得たかというと、わざわざその経験をしなくても気づけるようなことだったように思えて仕方ない。
まぁ、彼の場合こういう目に遭わないと永遠に気づかなそうだから神がその試練を与えた的な感じなのか・・・な?

とりあえずずっとやきもきしながら見るハメになる。
どうしようも無くなるまでに無駄に話しすぎだし、
理解してもらえなくても最初に伝えるべきは妻だったと思うし。
言うべきことを言わずに、言わないでいいことで言葉を浪費していて、
なんと愚かな・・・って思った。

いや死ぬんとちゃうんかーい!ってなったし。死ななかった理由もイマイチしっくり来ない。

ほんであの教祖みたいな人が、偉そうなことごちゃごちゃ言うくせに
人が死ぬかもしれない瀬戸際で必死になってるのを適当にあしらってる感じがするのでもやもやした。

まあそう深く考えずに
どうせフィクションだし、とユルーく見る作品なのでしょう。
別に悪くは無い。
AtoZ

AtoZ