舞台は80年代ニューヨークの下町。
ともすればスパイク・リーあたりが手掛けそうな舞台ではあるが、これはそこに住む白人の父子の物語。
ロスに住む息子は父親の病気を聞きつけ帰郷する。
その道程で青年時代を振り返っていく。
製作は2006年だが何故か6年もの月日を得て今年DVD化。
理由はブレイクしたロバート・ダウニー・Jrが主演しているからだろう。
でも前半から中盤はたいしておもしろくもない話が続く。
後半になってようやく父子との関係や、悪友たちの関係が大きく出てくる。
でも唐突な感が否めないのがこの映画の弱点。
それと青年時代をシャイア・ラブーフが演じているが、ダウニーと全く似ていないキャスティングはどうなんだ?