り

異魚島のりのレビュー・感想・評価

異魚島(1977年製作の映画)
3.5
【終】岩礁に立つミンジャ
ムーダンこちらにも出てくる
ヒマラヤで死んだ男性の精子の話
画面をチラチラと横切る朱色のチョゴリ
回想に入る時は水の中に入っていくようなゴボゴボという音
太鼓を叩くミンジャ 蝋燭 向こうへ続く 鼓の画よい
子供への奇妙な執着
母親が入れた刺青 約束
男の死体を取り合う女たち 屍姦
間口?で部屋や中の人を切り取ったような画が多い

>海で死んだものが向かうという伝説の島・異魚島を宣伝に利用しようとした観光会社のソヌ・ヒョンだったが…。漁師たちが死に絶え女だけが住む島を舞台に繰り広げられる、現実と幻想を交錯させたミステリー。女たちの生殖をめぐる苦悩を徹底的に掘り下げた問題作であり、離島のオカルト的因習や溺死体との死姦などショッキングなシーン続出の田舎ホラーでもある。
り