甲冑

サタンの書の数ページの甲冑のレビュー・感想・評価

サタンの書の数ページ(1919年製作の映画)
4.5
四時代に渡る人間の背信行為とサタンの劫罰を描く内容であるが二作目にして160分もの重厚な出来栄えに圧倒(ビアノの人も大変だな〜)。後の霊妙さはまだ弱めだがこの手の題材とドライヤーの相性は抜群で特に2話目のスペイン異端尋問は冒頭の拷問部屋からして禍々しくてブチあがる。キリストと大群の羊のカットにはブレッソンもこれを観ていたのかなと想像した。
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