サタンの書の数ページの作品情報・感想・評価

サタンの書の数ページ1919年製作の映画)

製作国:

上映時間:157分

ジャンル:

3.9

『サタンの書の数ページ』に投稿された感想・評価

サタンが地上で人間になり、誘惑して堕落させる命を受ける。その4つの歴史のエピソード。ドライヤーは「イントレランス」を観て、クローズアップの使い方の影響を受けたようだ。それは「裁かるるジャンヌ」に顕著…

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わ
3.8
見応えがあってハッとする場面が幾度かある。どちらかというと、静の1、2章が印象的だった。
ゆう
3.6

4つの章立てのうち、後半2章のフランス革命での出来事と現在(1919年)の2つが良い。

ドライヤーが裁判長を撮り終わった後に観たグリフィスのイントレランスから着想を得たとのことだがそこまで意識を感…

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cil
3.7
ドライヤーのイントレランス。構図に統一感ないのが意図的か分からない
2.6

【1つの主題、4つの語り】

そなたの悪行をつづけよ!

神により人々を誘惑し続けることを宿命されたサタンの哀しみ。

キリストの処刑、中世の異端審問、フランス革命での処刑、ソ連により侵略されるフィ…

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カール・Th・ドライヤー。
神、サタン、女性。

ドライヤーの長編第二作。
グリフィスの名作、『イントレランス』にも似た、四つの時代の独立したエピソードで構成される作品である。
『イントレランス』を…

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ドライヤー監督の2作目にして157分の超大作。原作小説「サタンの嘆き」を大幅に翻案。神に命じられたサタンが悲しみながら人間界に悲劇をもたらし続ける4つの時代の物語。①キリストの悲劇②魔女裁判の悲劇③…

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マリーアントワネットがかわいくない世界線
写真集つくりたいくらいの、余白の美
シリのお家かわいいから必見
もた
-
聖書の厳格な映画化と思ったらそんなことはない。4つの時代(ラストは現代劇。1919年当時の)でサタンが人間に試練を与える役目に葛藤するというちょっと斬新な解釈(たぶん)。
甲冑
4.5

四時代に渡る人間の背信行為とサタンの劫罰を描く内容であるが二作目にして160分もの重厚な出来栄えに圧倒(ビアノの人も大変だな〜)。後の霊妙さはまだ弱めだがこの手の題材とドライヤーの相性は抜群で特に2…

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