経年変化

サタンの書の数ページの経年変化のレビュー・感想・評価

サタンの書の数ページ(1919年製作の映画)
4.4
これはスクリーン案件。あまりにも厳格な構図に脳髄が揺さぶられる。
高潔さへと帰着を見せつつ、いつの時代も悲劇は反復されてしまう事が提示されるわけだが、抵抗の姿に美を見出だす事で精神が浄化されていく感覚。
何百年も経て普遍性や批評性を帯び、思想や信念を踏み絵にかける。まるで観る者を試しているかのよう

自宅でサイレント映画