トルーマンバロウズ

アイスクリームマンのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

アイスクリームマン(1995年製作の映画)
3.2
舞台は平凡な田舎町、ある日この町にアイスクリーム屋さんのグレゴリーがやってきた。
たちまちグレゴリーのアイスは町の住民たちから大人気になったが、実は彼の作るアイスクリームの材料にはネズミやゴキブリ、さらには人間の内臓や人肉が使用されていたのだった・・・・。

人間を殺してアイスクリームの材料にする殺人アイスクリーム屋に立ち向かう子供達を描いたユーモラスなB級ホラー映画。
アイスクリーム屋グレゴリーを演じているクリント・ハワードの演技力が素晴らしくDr.ギグルスみたいな非常に気味の悪いキャラクターに仕上がっていたのは良かった。
またアイスクリーム屋の秘密を知った子供たちが大人の力を借りずに立ちむかっていく展開もイットを彷彿とさせて悪くなかった。
ただ若干テンポの悪い部分もあり特に精神病院のくだりは本編とはあまり関係ない感じがしてちょっとグダグダであった。
ラストのちょっとかわいそうなオチは面白かったが、全体的には殺人鬼ホラーとしては平凡なレベルの作品であった。