FREDDY

仮面ライダーV3のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーV3(1973年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

「仮面ライダーシリーズ」の第2作である特撮テレビドラマ『仮面ライダーV3』の劇場版作品である本作は、TVで放送された第2話「ダブルライダーの遺言状」を劇場用に再編集した作品となっていて、仮面ライダー1号&2号の改造手術によって仮面ライダーV3となった風見志郎が、原子爆弾で東京の壊滅を目論むデストロンの怪人・ハサミジャガーに立ち向かっていく様が描かれているのだが、24分と短編なので物足りなさを感じてしまうのは否めないですし、73年製作の作品なので当然ながら古臭さもある。だが、オープニングテーマ「戦え!仮面ライダーV3」は今聴いても胸アツで、風見志郎の変身シーンや仮面ライダーV3が戦い方を模索しながら怪人を退治していく点も面白い。ダブルライダーの活躍も映し出され、まさかの展開には驚かされるばかり。個人的には最後まで楽しめました。ただ、やはりTVシリーズの再編集版ということで、映画としての需要はどうなのでしょうかね。その点は気になるところ。それでも気軽に楽しめる作品だとは思いますし、映し出されるのは"仮面ライダーV3の新たな始まりの物語"なので、観る価値はあるのでは。
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