ゆかち

マイネーム・イズ・ハーンのゆかちのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
5.0
私の名前はハーン。
テロリストではない。

この言葉を大統領に伝えるため、ハーンは突き進む。
ここまでの経緯、色々起こりすぎて、そのどれもが印象的な出来事の連続で休まる暇がありません!次々と事件が起き、その全てにハラハラさせられました(>_<)


イスラム教徒でアスペルガー症候群のハーン。
「素直」が擬人化したらきっと彼になる\♡/
とにかく正直者で、優しい。

シングルマザーであるマンディラと出会い結婚♡
真っ直ぐな彼に惹かれたんだろうな☺︎
彼女はヒンドゥー教徒。イスラム教徒であるハーンの姓に変わることにためらいはあったが、彼とならきっと大丈夫◎
新居に引っ越し、ご近所さんもとても良い人たちで家族ぐるみで仲良くなった♡
そんな幸せな時間は永遠に続くと思われたが……

2001年9月11日。
アメリカ同時多発テロ事件勃発。
イスラム教徒へ憎悪が向けられることになり、その対象はハーンファミリーへも( ・ ・̥̥̥ )

ここからガラッと雰囲気が変わり、悲しい事件の連続。
それでもハーンは善人だった。亡き母の教え「この世には二種類の人間しかいない 良い人か悪い人か」を心に突き進むのだった。
“イスラム教徒だから”
こんな理由だけで色々言われるなんて、ハーンには納得できないのです。

でも、そんな理由をきっかけに辛すぎる事件が起きた。観てる私もやりきれなくて悲しくて放心状態。
そして怒りが込み上げる。
本当にどうしてこんな事が…(/_;)


マイネーム イズ ハーン。
アイム ノット ア テロリスト。

何故、彼はこの言葉を大統領に伝えたいのか?
そこに行き着くまでには壮絶な経緯があったのです。

こんなにたくさんの出来事が怒涛に押し寄せて、それがひとつの道筋としてしっかり成り立って文句なしのエンディングに向かう過程があっぱれすぎる。
インド映画恐るべし!!!
ゆかち

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