大木茂

宇宙人東京に現わるの大木茂のレビュー・感想・評価

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)
3.2
平成ガメラ2がツタヤで借りられてて
やっと戻ってきたと思ったら中身違って(同じ監督のゴジラが入ってた笑)
戻す人も店員もどちらもしょうもないんだけど
そのおかげでヤケクソでアマプラで300円?でレンタルしてやろうと思ったら13日間無料角川チャンネルがあったので逆にラッキーでしかも前から観たかったこの作品もあって逆に良かった

大映ってのは意外だったな
しかもパイラ人出てくる時のSEが実はガメラの飛行音ってのは驚いたわ笑

壮大なSFや世界規模の出来事が
小さな島国の日本で毎回起こる事の違和感の無さは
やっぱり被爆国っていう悲劇性と敗戦国の説得力があるからなんだろうな
虐められた人が虐めはよくないってのは耳傾けちゃうもんな

パイラ人のフォルムと造形が強烈
フィギュアは持ってたけど動画で観るとまた良い
あの眼の動き方や青く光る色は時代を超えてるね
あと謎リングオブジェね笑
意外と真っ赤じゃなくてあの船内のシーンは色調落としてるんだな
縦字幕ってのもなんか面白い
てか岡本太郎の役職が色彩指導って…笑

地球の危機にいち早く直面するおじさん3人組がなんか可愛かったな
松田先生が産業スパイ?にボコボコにされて放ったらかしにされるのかわいそすぎる
もっと早くきてやれやい笑
核の脅威で外星人が唯一核落とされた日本に駆け付けてくれるのに
核より威力のある兵器のアイデアで世界救うって不思議な感覚になるよな
反核がベースにありそうで核で解決するのは皮肉か戒めか…
最初は世界に相手にされなかったり
隕石近付いてきたら満ち潮?熱波とかの週末感は今観てもリアルで面白かったな
大木茂

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