マサミチ

宇宙人東京に現わるのマサミチのレビュー・感想・評価

宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)
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いまの眼で観たら確かにチープさが目立つが、的場徹特撮監督の細かいリアリティある特撮技術に目を見張る。

それと色彩指導とゆう立場の岡本太郎による画面の美しさも素晴らしい。

特に後半の人々が避難した地下室内に差し込む夕日を表現した赤を生かしたライティングが良い。

しかしこれ、人間に変身した宇宙人パイラがテニスでとんでもない跳躍を見せたり瞬間移動したりと、【ドラゴンボール】にも似たような描写があったので鳥山明氏もこの映画を鑑賞していたのかもしれないね。
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