ちょいちょい「第三の男」系の暗闇やカメラアングルがあったりして、古い映画の構成を意識しているように思った。それが1930年代を舞台にしているこの映画の雰囲気に合っている。
舞台公演の裏舞台が見る事が出来て面白かった。
オーソン・ウェルズは俳優としてだけでなく、作製者としても異質なほどに大物だったんだと感心した。
ザック・エフロンが、愚かで将来は何にでもなれると過信している「若者あるある」な高校生を好演。
リチャード(ザック)の俳優としての才能を見出したオーソン・ウェルズに恐れられているからこその最後の顛末かな、と、学校でのリチャードの朗読で思う。