怖いっちゃ怖いけど、身の毛のよだつほどの怖さと言うわけではない。
派手な演出も怖がらせる音響もなく、ただ淡々と進んでいく。
強いて言うならサスキアがサイコパスの車に乗ってしまいホルマリンの染み込ませたハンカチを押し付けられ意識を失わされるシーンが同じ女としてぞぞっとした。
終わったやん。
サスキアの無邪気さと無防備さも穴だったけど、まさか彼がサイコパスだなんて思うはずもない。
サスキアの方から声をかけたわけだし。
閉所恐怖症でシートベルト免除というサイコパスの所業は悪魔だった。
それでも 完璧な天才肌のサイコパスじゃなく、凡人で家庭人という設定が他人事じゃなく怖いな。