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鏡の中にある如くのNnのレビュー・感想・評価

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)
4.3
こういう映画を観ちゃうとこの後につくられたこういった題材の作品が全部パクリに見える。
そして題材だけじゃなく画の美しさ。
姉弟のあのシーン、あれを観て映画監督を志すのをやめる人何人いただろう。
 
登場人物皆、本質しか喋らないので焦ってしまう
忘れたくないセリフがいっぱいあった
U-NEXTにあるみたいだけど、DVD買いたいレベル

蜘蛛の神様ということで、やはり蜘蛛のメタファーが反映されてるのかなあ
母とか妻とかの束縛、女の執着、みたいな風に使われるみたいだけど、
母親と同じようになっていく娘。定めなんですかね〜
ホースガールとか評価してる人はこれ観てほしいなぁ

正しいところに導くのが愛なのか、
対峙し受容することが愛なのか、
そういうテーマ、好きです。
お父さんに全面的に共感してしまった。
ラストの畳み掛けは首取れるくらい頷きたかった。
(ただ求めてたラストすぎたのはある)

同時に2つの世界にはいられない
行ったり来たりするのに疲れた

生きられるよ。すがるものがあれば。

よすがと神と愛
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