ソーシャンク

ジョン・カーペンターの 要塞警察のソーシャンクのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

カーペンターの原点。彼ののちの代表作の殆どが今作の影響下にあると言ってもいいと思う。カーペンターの密室劇は面白いに決まっとるし、観る順番絶対もっと先やった。

リーダー的な奴が殺された時に、死んだ顔の周りに仲間の足だけがゾロゾロ映るシーンが無機質過ぎて超怖い。かなり象徴的なシーンやと思う。その後に展開される急襲のシークエンスがのちの銃撃戦と同じぐらい長いのよ。カーペンターお決まりの粘りの笑いを感じた( 笑 ) でもただ長いだけじゃなくて、窓の割れ方や書類の飛び方が観とって気持ちいい。
ラスト、俺はナポレオンの由来と机の落書き知りたかったなー。そこだけ残念。

俺がカーペンター好きな理由の一つはやっぱり音なんよな。曲はもちろんやけど効果音とか動作音の小気味良さに心底満たされる。音で言うとカーペンター作品の中でもかなり良い。