おバカ犬

ジョン・カーペンターの 要塞警察のおバカ犬のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・カーペンター監督の最高傑作とも名高い本作をレビュー。平均スコアも3.7と高い。とは言っても、今時こんな映画にたどり着くのは熱心な信者かこの手の作品が好きなマニアだけであろうが…。

移転することになった警察署に、少年犯罪、囚人の保護と次々仕事が舞い込んでくる。その中で突如、娘を殺された父親が駆け込んできて、『要塞警察』を舞台に復讐が始まるのだ…。

ミニゲームで、真ん中に拠点があって、そこに敵が押し寄せてくるのを防ぐシューティングゲームみたいなの、あるじゃないですか。そんな感じで警察署に敵がガンガン押し寄せてくるから、侵入される前に撃ち殺す。そんな映画。楽しい。

同監督作品、『ニューヨーク1997』の監獄より治安が悪いんじゃねーのか?ってくらい、敵がなだれ込んできては撃たれる。こんなに治安が悪いのに署を移転して大丈夫なのだろうか?

また、この事件の引き金となる少女が撃ち殺されるシーンはかなりショッキング。できればもうあまり見たくないものだ。

ジョンカーペンターの手がける音楽はどれもいいよなぁ。デンデンデデン↓ デンデンデデン↑ デンデンデデン↓ デンデンデデン↑

シンプルだけど緊張感があって、まとまりもある良作であった。物静かで不気味なのが、この映画最大の魅力なんだろうけど、個人的にはもうちょっとジャケットにあった荒廃感、迫力が欲しかったかな!以上!
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