WW2終盤のヨーロッパ東部戦線をフリーメイソンという切り口で語りなおす戦争もの。
ソ連のやってる戦争犯罪を目撃したイギリス軍士官がソ連軍に捕らえられる。同じ牢にいたドイツ軍士官が力を貸してくれたのがフリーメイソン繋がりという、アイデアが抜群に面白い。
ソ連のやってる戦争犯罪というのは、カティンの森事件（1941年6月22日‐1943年2月18日）とごっちゃになりそうなんだけど時代が違う。こっちはワルシャワ蜂起でポーランド国内軍を見殺しにしたのと同じような、戦後の占領政策を見越しての虐殺なのだった。
ドイツ軍とは結託しても、ソ連軍とは結託しないあたりがなんともアメリカっぽくていいよね。
明らかなB級だけど着眼点が面白くて良かったです。
面白かった！

いやーB級って感じしますわー。
スーパー安っぽい。みんな英語だし。
ただ安っぽいなりに微妙にいい感じの雰囲気出してるシーンもあったりするけどやっぱりB級なんすね。
戦争映画好きでも見なくていいかな。

音楽がなんだか壮大だが、戦闘シーン自体はそんなに迫力なく、話もなんだか何しているんだか。

ヘッツァーが動いてた。