HAYATO

ビバリーヒルズ・コップ2のHAYATOのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)
3.7
2024年200本目
おしゃべり刑事がビバリーヒルズにカムバック!
『トップガン』のトニー・スコットを監督に迎えたエディ・マーフィ主演の人気アクションコメディ第2弾
ビバリーヒルズでの事件を通じて世話になったボゴミル刑事が何者かに銃撃されたと知らされたデトロイト警察のアクセル。ローズウッドとタガート両刑事の依頼を受けて調べを進める中、とある武器密売組織の存在が浮上し…。
前作同様、ジェリー・ブラッカイマー&ドン・シンプソンが製作、ハロルド・フォルターメイヤーが音楽を担当。ジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトン、ロニー・コックスら前作のキャストが再結するほか、『ロッキー4/炎の友情』のブリジット・ニールセン、『ダヴィンチ・コード』のユルゲン・プロフノウ、『パリ、テキサス』のディーン・ストックウェル、『ダイ・ハード2』のトム・バウアーらが新たに参加。ウィル・スミスにビンタされたクリス・ロックは本作で映画デビュー。ちょい役で登場する。
そろそろNetflix配信される4作目に向けて鑑賞。
エディ・マーフィ扮するアクセルは、今回も得意技である爆速1人喋りを惜しげもなく披露し、笑いを誘う。そして本作では、ビバリーヒルズ市警のタガートとローズウッドのコンビの面白さがより際立っている。2人とアクセルはすっかりお互いを理解し合う関係に落ち着いていて、その様子は『天使にラブソングを2』のような続編ならではの微笑ましさを感じさせる。中でもローズウッドはアクセルの影響をものすごく受けてしまったようで、臆病だった前作とは別人のような活躍ぶりを見せている。アクセルもドン引きしてしまうほど暴走するシーンは爆笑不可避。
笑いを誘う3人の愉快なやり取りに加え、トニー・スコット監督の手腕によるスタイリッシュな映像とド派手なアクションも見どころの1つ。終盤の銃撃戦はエンタメ的な魅力に満ち満ちていた。
お馴染みのテーマ曲がしばらく耳から離れそうにない。
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