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翼のない天使のRIOのレビュー・感想・評価

翼のない天使(1998年製作の映画)
3.5
思い出を抱いた小さな体
片時も離れなかった
大切なお爺ちゃん
別れは言ったはずなのに

小さな胸には
ぽっかりと空いた空間

僅かに動く揺り椅子
少しだけ香るパイプの煙り

不思議な二人
お爺ちゃんと孫の関係を超えたような
深い気づきのような出逢い

人陰の中に時々映る小さな少年
かわゆかった

タイトルどおり主人公が
翼のない天使と疑わなかった
またラストまで分からず
終いだった
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