翼のない天使の作品情報・感想・評価

「翼のない天使」に投稿された感想・評価

良い映画ですね。
大きな事件は無いけれど、全ての瞬間がなんか、良い。
orangeloop

orangeloopの感想・評価

3.5
思い出を抱いた小さな体
片時も離れなかった
大切なお爺ちゃん
別れは言ったはずなのに

小さな胸には
ぽっかりと空いた空間

僅かに動く揺り椅子
少しだけ香るパイプの煙り

不思議な二人
お爺ちゃんと孫の関係を超えたような
深い気づきのような出逢い

人陰の中に時々映る小さな少年
かわゆかった

タイトルどおり主人公が
翼のない天使と疑わなかった
またラストまで分からず
終いだった
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
M・ナイト・シャマラン監督作。

大好きだったおじいちゃんを亡くした少年・ジョシュアの日常と心の成長を描いたドラマ。
『シックス・センス』で世界的にブレイクする前のシャマラン監督が撮った作品で、小品だが感動的なヒューマンドラマの佳作だ。
おじいちゃんのいない悲しみ。おじいちゃんの部屋着を着て、おじいちゃんのイスに座り、おじいちゃん愛用のパイプを咥えるジョシュア。ジョシュアはおじいちゃんの死を受け入れることができない。身近な人の死に人生で初めて向き合うジョシュア。死ぬ直前、教会で神に祈りを捧げるおじいちゃんの光景が目に焼き付いているジョシュアの心に浮かんだ一つの疑問“神様はいるの?”。ジョシュアの神様を探す旅が始まるのだ。
死に向き合い、やがて受け入れていくジョシュアの姿が感動的だ。それと同時にジョシュアは信仰心にも目覚めていく。寝ぼけた表情で飄飄と日々を送っていたジョシュアの行動にも変化が訪れていくのだ。精神的に成長していくジョシュアの姿は凛としていて頼もしい。そんなジョシュアの変化を優しく見守る両親の姿も印象的である。
予想以上に宗教色の濃い作品だったが、ジョシュアの繊細な心の機微を捉えたシャマラン監督の演出が素晴らしい。神様の気配をさり気なく匂わせつつ、その存在を明白に見せる場面では堰を切ったかのように感動的な音楽と演出でしっかり盛り上げていく。不覚にも泣きそうになった。
そして、ジョシュアの頭にフラッシュバックするように挟み込まれるおじいちゃんとの大切な思い出。応援してくれるおじいちゃんのために徒競走で一番になろうと必死に走るジョシュアの健気な姿や、家の前でおじいちゃんとジョシュアがそっと手を繋ぐ何気ないシーンも印象に残る。
おじいちゃんを演じた名脇役ロバート・ロジアの存在感も大きい。決して優しい顔立ちではない(一時期ロバート・デュヴァルとの見分けがつかなかった)が、ジョシュアを見守る時は見守り、手を差し伸べる時は差し伸べる孫想いの優しさに満ちたおじいちゃん役を好演している。死を恐れ、俯きながら十字架を握りしめる弱々しい姿も印象的だった。調べてみたら、ロバート・ロジアは2015年12月に85歳でお亡くなりになっている。寂しい限りだ。
えあ

えあの感想・評価

3.8
キリスト教ってこうゆうことだよね
神様を実感するチャンスって誰にでもあるんだろうな
感動した
. シャマランがこんな単純でまともな方向性の作品をつくっていたというのがそもそも驚き。
ただし、作品世界の構築力はまだまだであり、ちょっと話が進んだらすぐ息切れしそうになる雰囲気が漂っている。
後の作品群の源流みたいなものは感じる。
いい意味で今まで知ってるシャマランらしさが無くて、純粋に良作映画。
と言いつつも最後は少しシャマランっぽさ感じた
好きな言葉はいくつかあったけど、いかにもなアメリカ映画の良作って作りがイマイチ乗れなかった。
A

Aの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

クラスメイトたちのことを
『制服姿の時は笑わない』と表する主人公。
主人公の親友『学校がなければ規則破りもできないしさ』
主人公が好きな子にいう台詞『君は雑誌の女の子より可愛い』
★やっぱり台詞が良い!!

親友ディビッド・オハラとの学校での生活が主軸。結構悪友がいて、でも自分は違って。っていうのは自分の過去とリンクしてるから好きだった。

お金がない、いじめっ子が引っ越す時に握手するところは主人公は主人公だなと思った。

主人公ジョシュア・A・ビールは神様を探すけど、根本はおじいちゃんに会いたいだけなんだろうな。

奇跡みたいなこと、起こった?
神様の存在を信じている子供って感じで描かれていて好きだった。

ローマ法王に会いに行きたいと家族旅行しようと両親を説得しようとするところも可愛らしかった。けどこんな子供いるのか?笑
ちょっと作者が大人になって描いた子供像だとは感じてしまったかな。

君が物置に来てくれたのは奇跡なんだ。
任務は続けよう。
親友とのエピソードもよかった。

おじいちゃんの過去は4回ほどあって。
3回目の雪の日、病気のことを話す過去。
4回目運動会でコケた過去

僕は忘れない
ゴールで手を広げて待っていたおじいちゃんの姿を

服を埋める…

正直泣けた。

去年まで僕は寝てたんだ。
そして今年やっと目を覚ましたんだと。
★この台詞がホントにとても良かった。ラストに主人公が語るの好きなんだよなぁ。映画としては説明台詞で、映像的でない分完成されてないのかもだけど、アメリカンヒストリーXもそうだし、ナレーションって単純に好き。

ファンタジックな音楽♪♪
これ3回位流れたなw

僕は知ってる
翼のない天使がいるということ。
6年生は今より楽になるということ。

サインっぽさとシックスセンスの役者さんハーレイ感のある主人公。
最近観た奇跡と比べてしまったから終わり方は普通に思えてしまった。まあ、こっちはでも、本当の奇跡が起きたって明確には描いてなくて…主人公がそう思えたって感じだと思うから、その方がほんわかしてるラストな気もするけど、
奇跡のが好きだった。
でも泣けたし良い映画だと思う。
zzz

zzzの感想・評価

4.2
大好きなおじいちゃんが亡くなり、天国で元気に過ごしているか尋ねるために神様を探す少年。冒頭から泣きそうになる。おじいちゃんとの思い出、家族の優しさ、学校での親友やシスターとの日常、神様探しの任務の間に少年は成長し本当の意味で目覚める。とってもピュアで愛らしいお話。
シャマランの真髄ここに見たり、な1本。

他のシャマラン作品の様なダークさは無く、サスペンスやホラー的な要素も皆無だがドラマとしては他のシャマラン作品に根深くある家族愛や信仰を描いており、適度なコミカルさもまた良し。
そして嫌味じゃない程度のしかけも。

『サイン』が分かりやすくこれと似たテーマを扱っているが、こちらの方が色んな意味で分かりやすい。

多分かなり多くの人がシャマラン映画では『シックス・センス』が最初の1本だったと思う(自分もそう)が、これを最初に観ていたら『シックス・センス』含めその他のシャマラン作品の真価が分かって良いかもしれない。

徒競走のシーンといじめっことの握手のシーンで久しぶりに映画観てウルっときた。

主演の子がティム・ロビンスを小さくした様に見えて妙に可愛い。
>|

あなたにおすすめの記事