'24 5/7ジャケ写掲載していただきました。

「どんな罪深い人間にも救いはある
人殺しでも悔い改めれば神は必ず赦してくださる」

職人、ロイ・ウォード・ベイカー監督による、
異色【ウエスタン】の隠れた佳作。

原題: 劇中にも出てくる台詞、"歌では無く、歌い手"。


キーオ神父 ( ジョン・ミルズ ) は長らくその地で愛されていたゴメス神父（レスリー・フレンチ）の後任としてメキシコのカンタナの町にやって来た。
しかし町は悪漢アナクレート ( ダーク・ボガード ) によって支配されていた。
信仰に対して疑問を抱いていたアナクレートはABC順に住民を射殺し、キーオ神父の信仰心を揺さぶる…。


★脚本
OPクレジット中、
カンタナにバスで着くキーオ神父。
早々に出会う、ヒロインのロチャ（ミレーヌ・ドモンジョ）。
交代する前任、ゴメス神父を訪ねる。
早速、町を牛耳る悪漢、アナクレートから挨拶に出向いてくる。

神父が悪魔を追い払う、【エクソシスト】の構図だ。

悪魔のアナクレートは、やりたい放題で、刃向かう者はいない。
殺人が起こっても誰も証言出来ず、証拠も出ず、
警察すら手も出せない状況。
神父を煽る/見せしめで、町民をアルファベット名前順に殺して行く。子供でも容赦無い胸糞っぷり。

ノワールでも見かける、
車のブレーキの細工や悪魔の刺客にキーオ神父も命を狙われる。

アルファベット名前殺人 を先回り、現行犯逮捕に挑むが、、

半ば辺りで、
クライマックス⁈という緊迫した展開になる。
悪魔と一味は、大人しく町を去る事に、、
ここで、一旦落ち着く。

後半は、
ブレ⁈破綻か⁈
誰もが予想する安易な展開では無い⁈
ヒロインが
活躍/機能しないと思っていたら、重要なポジションに浮上。
テーマが脱線⁈⁈
そんな中で、
ある名作のルーツ⁈ 迷シークエンスの 先駆け⁈ を発見。
その先には、どんでん が有った。

神父と悪魔の ある取引き が交わされる。

クライマックスは、
神父が教会で集まった町民に、、
ここでも どんでん が有り、原点回帰 でモヤりを解消してくれる。
このまま静かに終わるかと思ったら、、

ウエスタンなのに
本作には銃撃戦が無かった事に発砲始まって気付く。
最後になって補足か⁈いや、


ラストは、
意外にも、、
それは、本作のテーマに沿った納得出来る結末/締めに結実するのだ。


★総評/構成/キャスト
ウエスタンでも
アクションというより、サスペンス/ドラマ寄りの印象。
ミスドからどんでんも有り、中々楽しめる。

2時間オーバー（減点⤵︎）
を神父vs悪魔の対決一辺倒では余程攻防が激しくなければ飽きてしまっただろう。
寧ろ、
本作は、ウエスタンとして 地味部類 なのだが、
前章/後章の2部構成
と言っても良い脚本の妙/変化球で勝負。
前/後章各クライマックスを用意しているのもポイント。

本作のテーマは、信仰/原罪 だ。
そこをしっかり踏まえている。

主要キャストは、
ジョンの落ち着き様、ダーク（40）のクールな 悪魔の存在感 が光る。
初ミレーヌ（23）は、CCやBBのキリッとはまた違う、可愛い系。


＊オマ毛画像
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😺🔗
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• #Kマイコレ
• #ミレーヌ♡#ロイ監督開拓

つまらん。メキシコが舞台のイギリス製西部劇なんだけどもバスが出てきたり割と近代ってか近代。
ダーク･ボガードが、教会嫌いで主人公の牧師にめっちゃ嫌がらせしまくってくるかまちょな悪役でダサかった～

主人公が牧師なだけに銃撃戦なんかは全くなくてラストちょろっとあるくらい。

でも2人が死にかけながら覆いかぶさって最後の会話を交わすところはめっちゃ良かった。

まーそんぐらいですわ。