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突然、みんなが恋しくてのmakirakiraのレビュー・感想・評価

突然、みんなが恋しくて(2011年製作の映画)
3.0
どうしてもフランス映画は苦手意識が先行してしまい(^_^;)、始めの15分でまず寝落ち。翌日再チャレするもつい、ながら見をw

しかし段々と、「いらん事ばっかり言って人を傷つけるジジィ」が、憎らしくもオチャメでかわいくなってきて、そこからは楽しく、最後はちょっとホロリとし、なかなかよかったです。

簡単にいうと、変わり者の父娘の確執をシニカルに描いた作品。

クリニックでレントゲン技師として働きながら、こっそりレントゲンを使ってアート作品を作っているジュスティーヌ。小さい時に父に才能がないとけなされて以来、わだかまりが。

レントゲンでアートというのが、なんか変なの~っと思っていたが、「内面が透けて見える」という事をこの映画の大事なテーマと合致させているのかな?と、最後のシーンで映る彼女の作品を見て思いました。

相手の思っている事は表面とは違うかもよって事で。

ラブストーリーの棚にありましたが、ラブのほうがオマケ程度かな。
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